夏目漱石著「夢十夜」

明治四十一年、七月二十五日から八月五日まで、朝日新聞に連載。

明治四十三年五月十五日、「文鳥」「永日小品」「満韓ところどころ」と共に「四篇」として春陽堂より出版(当時一円二十銭)。

 

 当サイトでは「夢十夜」本文は統べて旧仮名遣いで表記しました。また、漢字はほぼ原文のままです。(いずれも一部パソコンの都合により残念ながら変換できなかった文字があります)
 
読み方が難しいと思われるかもしれませんが、とりあえず漢字の持つ「表情」で想像して読んで見て下さい。そして出来ればいつかルビ付きの原文で読まれる事を強くお勧めします。同じ音の言葉でも、細やかに区別する日本語の繊細さに是非触れてみて下さい。  

                           大高郁子

*参考文献

文芸読本「夏目漱石」1975年発行/河出書房新社
名著復刻「漱石文学館」より「四遍」春陽堂版 昭和五十五年発行/株式会社ほるぷ

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